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不妊治療を通して看護師としての自分と素人の自分との葛藤

不妊治療を通して思ったこと。治療していく中でたくさんの問題点の浮上。子宮奇形、高プロラクチン血症、黄体機能不全、甲状腺機能低下症。

先天性の疾患、奇形について その④

先月、乳汁うっ滞を計2回も起こしてしまいました(>_<)

今のところは問題はないですが、食べたい物を食べれずややストレスに感じている今日この頃です…

近況としては、息子の退院の話が進み始め、ただ今色々と自宅療養に向け指導や話し合いがあり、若干慌ただしい毎日をおくっています。

これについては、また別に書きたいと思います。

では、今のところ最後の先天性疾患についてです。

年末に人工呼吸器が外れ、年明けにはNICUからGCUへ移り、ミルク量も少しずつ増えていき良い感じに経過していました。

しかし、誕生から100日過ぎた数日後からウンチの出が急に悪くなり、体調はみるみるうちに悪化していきました。

病名は、イレウス(腸閉塞)です。ウンチが詰まったことでショック状態となり、命も危ない状況でした。

その日の夕方は腸の造影検査で造影剤は流れているため、緊急性はないと説明を受け帰宅しました。しかし、搾乳して寝ようと思って搾乳の用意をしていたところ、病院から電話が…

「非常に危険な状態で緊急手術が必要です。すぐに来て下さい。」と。

さすがの私も、今回はやばい、助からないかも…と思いました。

イレウスは急激に悪化するため、要観察していても経験上難しいのはわかっていました。

病院に着いて先生の話を聞いているうちに、やばい、ダメかも、あんなに調子良くいってたのになんで?との思いが強くなり、泣くのをこらえるのに必死でした。

とにかく、先生にお願いすることしかできず、すでに人工呼吸器をつけられ、保育器に入っている息子の頭を撫でたり、手を握ったりして無事を祈るのみでした。

夜勤だった息子の担当看護師から声をかけてもらったことが励みとなりました。

先生からは緊急なこと、症状はかなり悪いこと、体力の問題から腸を切ったら繋げずにストーマを作ると言われました。回復してきたところで再手術で繋げるとの説明を受けました。

息子の手術中、待っている間も母乳は溜まり続け、パンパンに。搾乳している時、私何やってるんやろ?と思いつつも、手術を頑張ってる息子にまた母乳あげなきゃと涙ぐみながら搾乳していました。

手術室に入ってから約1時間後、手術が終わったと待ち合い室に電話がありました。

私は、あ…ダメだったんだと思いました。

小走りで説明室に。

説明室に入ると、執刀医の小児外科の先生、主治医、担当医の新生児科の先生がにっこり笑っていました。

ん⁈何?と思っていたら、小児外科の先生が、

「手術は成功しました。ストーマも作っていません。」と。

私は、ホッとしたのも束の間、意味がよくわかりませんでした。

麻酔に時間がかかる、手術時間、縫合など考えると約1時間は短いです。

先生の説明では、息子の腸回転異常症での腸の状態は自分から見て右に小腸、左に大腸があり、小腸と大腸への移行部は左斜め上あたりにあったとのことでした。腸をよく見ると、小腸と大腸への移行部のところにスジのようなものがあり、それを切ったらウンチがサァーっと流れていったとのことでした。

そのスジがバンドのように腸に巻きついている形で存在していたのです。

先天性回腸狭窄と言われました。

先生曰く、初めての症例だったそうです。

今まで通過していたのがなぜ通過しなくなったのかというと、なんらかの理由でウンチの出が悪くなったことでウンチが溜まり始め、腸が炎症を起こします。炎症を起こすと、腸管は腫れて太く膨らみます。膨らんだことで、もともとあったバンドのようなスジがギュッと締め付けた形になり、通過障害を起こしたのでした。

ようは、スジを切ったことで問題が解決したため、手術時間が短かったのです。

ついでに虫垂(皆さんは盲腸と言っているところ)も切除したとのことでした。

なんだか、狐につままれたようでした。

手術後NICUに戻り、顔を少し見てから私達は自宅に帰りました。看護師からはおってもいいよって言われましたが、夜中の2時すぎ私達も疲れがピークで寝てからまたお昼に来た方が良いと判断したのでした。それに信頼していること、術後は観察が大変なので処置、観察の度にちょっとすみませんっと言わなければならないため、気を遣わせるのがわかっていたので、帰ったのでした。

術後、炎症が強かったため、強い薬を使用したことで肝障害になりました。これもまた大変で黄疸が強く出て、ミルクを術後2週間ぐらいから開始したものの、消化できず下痢がひどくなり、げっそり痩せてしまいました。2000g台だったと思います。ムチムチしていた体はガリガリに…手足は半分の細いさに、顔も頬がこけてしまいました。

復活し始めたのは、4月の下旬ぐらいからです。手術は2月の上旬だったため、手術前の状態に近くなるまでに約2ヶ月かかりました。

ただ今、少しずつ体重も増加し、産まれた時の2500gをやっと超えました。

しかし、数日前に浮腫が出て、水分調整中です。心臓に問題があるとなかなか難しいです。

本人は生後6ヶ月を経過し、体は小さいものの他は色々と成長中です。おもちゃや絵本を見せると見たり、自分の欲求を訴えてきます。童謡が大好きでBGM、抱っこ、横ゆれは必須です(笑)

ということで、今回でとりあえず先天性疾患、奇形については最後となります。

色々とありましたが、息子のドヤ顔を見て笑い、幸せな毎日をおくっています(*´∇`*)

退院準備などでバタバタと日が過ぎていっています。

では、またゆっくりと更新していきたいと思います!