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不妊治療を通して看護師としての自分と素人の自分との葛藤

不妊治療を通して思ったこと。治療していく中でたくさんの問題点の浮上。子宮奇形、高プロラクチン血症、黄体機能不全、甲状腺機能低下症。

妊娠判定からの勤務状況、体調と心理

妊娠判定後は、2日勤して夜勤後休み、2日勤して休み、2日勤して夜勤後休みという勤務状況でした。1週間に1回の夜勤という形なります。

うちは2交代ですので、夜勤の勤務時間は長いです。

前の記事にも書いたように、移植後11日目ぐらいから出血があり、ピンクのおりもの、茶色のおりものはずっと続いていました。

仕事中は下腹部が痛いことが多く、結構きつかったです。勤務によっては階段を行ったり来たりと外回り勤があり、ダメージは大きかったです。

ただ、膣錠を毎日使用していたため、それによる膣内のびらんでの出血の可能性があり、下腹部痛もズファジラン錠(子宮収縮抑制剤)を服用していたため、出血していると先生に言っても、安静の指示はありませんでした。

看護師と言っても、妊娠したのは初めてで流産の徴候なのかそうでないのかなんてわかりません。

また、診察介助についている看護師に同じように伝えていましたが、安静にしておいた方が良いとも言われませんでした。

となると、私の性格上、仕事に穴を開けるわけにはいきませんから、普通に、いやチャカチャカと仕事をしていたのでした。

仕事中、たまらなく下腹部が痛い時はちょっと座らせて下さいと言って座っていましたが、ほんの数分ぐらいです。

で、仕事が休みの日は診察日以外はほとんど横になって過ごしていたため、下腹部痛はあまりなかったです。

おりものもこれに比例していました。仕事の日はピンクのおりもの、休みの日は茶色のおりものという感じでした。

流産したのは、夜勤明けの夕方でした。 焦るというより、無な感じでした。なんか自分のことなのに患者に対応してるかのような感じだった気がします。 なので、冷静に判断して、すぐに自分で産婦人科に電話をしている姿は、後で思うと怖い感じがしました。ダンナにもすぐに休み取ってと指示してましたから…。

で、職場の先輩からは、夜勤はしたらダメだよ、なんで休まんかったん?と言われました。

元々、子宮奇形のため流産はしやすいかったたからです。

たぶん、ほとんどが染色体異常が流産の理由だとは思いますが、数パーセントは何が理由だったんだろうと悩みました。先生からは、夜勤は関係ないと言われましたし。

流産後は1週間お休みしました。公休も間にあったので、3日有休を取りました。 流産して2日ぐらいは腹痛もなく、ほんとに呆気ないものでした。 3日目ぐらいから急に子宮を掴まれてぎゅーと握られているような痛みがしては、トイレに行くと、血塊が出るという状況でした。すごく痛くて、ロキソニンを服用しては横になって耐えていました。 本当は、腹痛がなかったので流産後2日で仕事に行こうとしていたんです。でも、行かなくて正解でした。

休んでいた1週間は、あまり考えたくなくて日中は腹痛がない時は、DVDを見たりしていました。でも、夜寝る頃になるとダンナを見ては泣いてしまうのです。 申し訳ない気持ちで、どう表現したらいいのかわかりません。

ダンナや母からは、仕事を辞めるように言われました。 で、辞める覚悟をしたら、次に進まなきゃと少し前向きな気持ちになったのでした。 また、エコー写真をデジカメで撮り、寝室に写真立てに入れ、置きました。可愛くイラストも添えました。 胎嚢がいついなくなったのかがわからないため、供養してあげることが出来なかったので、私なりの供養として…。

今の科で働く前は、救急や手術が多い科だったので、緊急事態に対して焦るな、落ち着けと言われ続けていたため、なんかスイッチがあるんだと思います。 看護師としては良いことなのでしょうが、なんだかこんな自分が嫌だなぁと思います。 別に先生や看護師に聞きにくい、こんなこと聞いて恥ずかしいとかは全くないです。 でも、先生や看護師の表情や対応、忙しそうだなとかで自己判断してしまうため、中途半端な感じがします。

最近、新聞に不妊治療のシリーズで記事が載っています。それを読むと、仕事の両立が難しい、親戚や周りからのプレッシャーなどがありストレスになっていることが書いてありました。日本は不妊大国だそうです。 いつからなのかはわかりませんが、初回の助成金が最高15万円から30万円にアップするようです。 自分の立場から、患者が超高齢であること、看護師は女性がほとんどでありいつも人員不足であることを考えると、高齢者への対応や女性が働きながらでも出産や子育てができる制度をもっと進めてほしいと思います。 高度医療が発展していく中で、制度がそれについていけていないと思います。

今回は、残念な結果となりましたが、このことを書くことで、同じように悩まれている方の少しで良いので力になればと思います。 私とは違うけれども、先生や看護師に聞きにくいと思う方もおられると思います。 下腹部が痛い、ピンクのおりものがある場合は安静にされることを勧めます。 しかし、早かれ遅かれ流産してしまう時は22週より前は防げないことのが多いです。自分が後悔しないためにという理由です。 私自身があっけらかんとした感じですが、やっぱり時々休めば良かったんかなって思うことがありますので。

次は、仕事を辞めると決めてからことを書きたいと思います。